CPU




CPUの役目

 CPUはコンピュータの中枢となる重要な部品です。
 このCPUが演算処理を行います。

 CPUの演算速度が速ければ高性能なパソコンということになります。

性能を比較する要素

 1.メーカー
  Intel(インテル)社とAMD社があります。
  どちらの製品が圧倒的に優れているということはありませんが、シェアは
  インテルがかなり大きくそのせいかAMDの方が割安な気がします。

  IntelのCPUの名称     AMDのCPUの名称
   Core 〜            Phenom 〜
   Pentium 〜          Athlon 〜
   Celeron 〜          A6 〜
                    Turion 〜

 2.コア数
  コアとは演算処理を担う部分であり、これが複数あれば同時に複数の処理が
  できるので高性能になります。
  (あくまでCPU単体の性能であって、パソコンとして複数のコアを使いきれるか
  という問題はあります。)

 3.スレッド数
  スレッド数とは、仮想的に存在するコア数も含めたコア数であり、
  大体のCPUは    スレッド数 = コア数 で
  高性能のものには スレッド数 = コア数×2  のものがあります。
  よってこれも多いほど高性能ということになります。

 4.クロック周波数
  CPUの処理速度(1秒間の処理回数)です。  
  もともとは(コアが1個だった頃)このクロック周波数でCPUの性能が決まってい
  たのですが、今はそうではなくなりました。
  同じシリーズのCPU比較ならこのクロック周波数が大きいほど高性能です。

性能の目安
 CPUの性能比較表がこちらにあります。

 この表を見ると、

 CeleronやPentium Mの1GHzあたりはPentium † 3GHzの約1/3の性能であり

 最新のCore i7-2600KはPentium † 3GHzの約16倍の性能ということがわかり
 ます。

 でもWindows Xpを普通に使うにはPentium † 3GHzで十分と思います。
 ただ動画などを見るには少しきついですね。


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